毛虫ほどの力も出まい！

ホームドラマチャンネルの流星人間ゾーンは本来これくらい作って当然のところ、平均点が低すぎてシリーズ随一の傑作になってしまった魔人シャドラー戦。新地球人のゾーンファミリーが一丸となり、打倒ガロガバランに向かって各々の責任をきっちりと果たしているさまに、核家族化が進むなかであえて家族をテーマにヒーロー番組を描いた意義がようやく見い出せる。ちなみにたのしい幼稚園でゾーンのコミカライズを連載していた桑田次郎も、テレビしんばんぐみ特別号「流星人間ゾーン」所載の長編にシャドラーを選んでいる。