佐藤仁哉は目で演技

コンドールマンがNECOでスタート。Gメンの過激派学生から一転、世界の旗の党員の佐藤仁哉は爽やかにカッコ良く、川内節の無難な内容にユニークな幹部怪人も楽しいが、かねやん演じるコンドールマンの決まり切らない決めポーズにJACの限界を早くも見るような気がしないでもない。

ホームドラマチャンネルの流星人間ゾーンは、恐獣ミサイルの不発弾が湖底に沈んだアイデアでいっぽんでっちあげるにしても内容がなさ過ぎるゲルデラー戦。毎回これほど期待値の低い怪獣番組も珍しい。あえてガロガ人間態の真ん中の人の笑い方がいい味を出していた気がしないでもない。

同局のガンバロンはカッパが「なあに、困ったときにはガンバロンが来てくれるさ、アッハッハッ」とグドンのときの藤田進みたいなセリフをかますハナシ。ダイバロンと巨大ドワルキン様の激戦も予算の都合で戦隊シリーズのよう。でもシナリオは以前よりホテルニューハワイ編のが引き締まって面白いような気がしないでもない。