目指せアルファケンタウリ♪

東映チャンネルで劇場版キョーダインと銀河大戦を放送。当時まんがまつりでも見た前者はせっかくの竹本演出でも藤川脚本のおかけで心からどうでもいいのが残念。ついでにミニチュアシーンの夏夕介佐々木剛のアフレコはいつ聞いても無理がある。初見で劇場用新作の後者は忍者ものつながりか知らん、赤影の坂口祐三郎がゲスト出演。アクションあり特撮あり(ほとんどバンクだけど)で結構見ごたえあったが、ナレーションが小池朝雄ではいいこと言ってもなんか空々しい。

東映チャンネルと言えばスポットでしつこくやってるトトメスは浦沢作品だしで番組はどうでもいいけど、美しく戦いたい!のフレーズとヘンなジャンプだけはいいなあ。

ビデオ整理中の友人が、KBS京都で放送していた宇宙家族ロビンソンの「宇宙船出発」が四半世紀ぶりに見つかったと送ってくれた。アーウィン・アレンの作品はどれもそうだけど、ロビンソンもこのパイロット版だけは全編サスペンスフルな傑作で、やがてこれがウルトラにトンマな第2シーズンに繋がるとはにわかに信じ難い。ちなみに同じ頃、サンテレビで流れたロビンソンがそのウルトラにトンマな第2シーズンで、ロートル連中が絶賛していたロビンソンの正体に心からガッカリした覚えがあるが、そんな名のみ高い作品への幻想と、それを擁する宇宙船みたいな雑誌があり得た時代をいまではちょっと懐かしくも思う。

ファミ劇レッドバロンフロンガスを噴出して進撃するブリザード7戦もヘンな鈴木演出とミニチュア特撮だけは凄い。特に後者は2大ロボットがミサイルを応酬するシーン。あえてハナシには触れない。