HELL・シー

vakisim2007-10-21

マンガ家の親の顔が見てみたいと思ったのは「みなみけ」が初めてではないか。

飽きっぽいので3冊くらい併読しているうちの「郷愁(ペーター・カーメンチント)」をようやっと読了。ヘッセの出世作にてなんか初めて読んだような気がしないが、自然感情への格調高い筆致への感銘は遜色ない。ついでにヘッセはこの季節に読むとなお味わい深いぶん、時間がかかってむしろ正解だった感じ。ところでヘッセは読んだ限り高橋健二訳のが好きだけど、「車輪の下」だけは読み比べて新潮より岩波のがぼかァ好きだなァ。

長野みやげにわさびえびせんやほうとううどんに、オオスズメバチの地獄漬けを一品加える加賀悠然のセンスにむしろ安心する。