君達は妖精を見たか!

vakisim2006-11-21

汀マリアがどうにも日高のり子ら雑魚連中と見分けがつかない東映チャンネルの「バトルフィーバーJ」が、まぁ間違いなく日本をダメにした張本人の1人の上原正三に、その彼岸で淡々と性善説を綴る高久進と、ウエショーの作風を上手く模倣した曽田博久ら脚本陣。そして1年終わってみたら何も覚えてなかったのがサスガの御大・竹本弘一ら演出陣ほかの大車輪で次週、完結を見て、その青春群像が憧憬すら伴うヤング戦隊「高速戦隊ターボレンジャー」がついにCS初登場。

ちなみにバトルフィーバーアイスを買ってアタリがでるとベースボールゲームかファッションウオッチがもらえるのはマメ知識。

日本映画専門チャンネルのバンパイヤは「ダイヤモンドX作戦」を放送。東京駅を舞台に展開するサスペンスは、まふねていが演出に参画していよいよ尋常でない。時代に埋没したこの幻想番組の大傑作の発掘は、クソみたいなLDバブルの数少ない遺産だと思う。

バンパイヤと言えばトッペイそっくりの少年が登場する「ブラックジャック」の「なにかが山を…」と、同じ週刊少年チャンピオン掲載の「カリュウド」の「ハイドロフォビア」の両者とも、先日の狂犬病に感染死した男性のニュースと同じ「風や水の音を恐れる」の描写があって、マンガで見知っていても、ノンフィクションを目の当たりにするとサスガに慄然とする。ちなみに感染すると死を免れないいきさつは脳移植の定義からおかしい「カリュウド」のが正確だった。

東映チャンネルのスポットを見るたびに思う、仮面ライダーカブトともりもりぼっくんはどっちがくだらないか知らん。