ロク、シチ、ハチ、クッキリ東芝さん(グゥ)

兜剣蔵の手を持つアンドロイド少女・鉄ちゃんがいかなヒドイ目に遭うかが番組の焦点になりつつある「錬金3級まじかる?ぽか〜ん」。斎藤桃子がサブタイトルを“(新婚さん)いらっしゃ〜い”のイントネーションで読み上げなかったのが残念な「絶交の呪文は色男さんいらしゃーい」は、学園ヘヴンみたいな面長のゲストキャラを巡って鉄ちゃんとりるの好感度が上がって、パキちゃんとゆうまのそれがグンと下がるハナシ。と言うかモゥゆうまは生きておらんで良いッ。そしてAURORA4人娘がよこしまな初心を発露させる「白の呪文はクリスマス」は、プロットが似る「耳寄りな呪文は七夕祭れ」を例に挙げるまでもない、やはり第三者まじぽかの魅力を大きく損なっているのが如実となったハナシ。これは自分のせんぐら同人誌でもいつも苦慮するところ、女の子たちの姦しい妄想だけでハナシを広げるのはやっぱり難しいのか知らん。ところでキートン山田よろしく天声かと思ったら透明人間だったケイミィは、デビッド・マッカラムの「透明人間」やナックが賢明にも製作を見送った「透明探偵ケン」の例を待たず、女風呂を覗くのが関の山の能なし怪人(怪物ではない)を狂言回しに上手く使っているが、「しちゃいましょう」のCDはのみこパートなしの半額でお願いしたかったとは大半の意見。つかナレーションの分際で4曲も歌ってるのみこって誰やねん。

ガン×ソードの星野氏の声が出るたびに笑ってしまうATXの「陰からマモル!」は早くも最終回。作画もヘボいし脚本もザルだが、このアニメだけは最初から見ておくべきだった(ゆうきまさみ調)。