愛は戦いである

vakisim2006-01-15

まあ聞いたってちょうよ。ハリウッドで「幽霊城のドボチョン一家」が映画化のときはよ、わしゃババチョ役は高野麗さん以外あり得えんと思うんだわ。

まんがFate続き。主人公の友人の妹なる設定が素晴らしいさくらの台詞「お世話のし甲斐があります」がおかしいと思わないキミはエロゲーに毒されすぎ。それにしてもKBS京都サンテレビの両局で見てもさっぱり分からないその導入部は、豹馬と十三が喧嘩するとコンバインできない設定まで盛り込んだコン・バトラーⅤの第1話あたりを見習っていただきたい

牙狼の「大河」は多くを語らず、しかし盛り込んだすべてに妥協のない圧倒的な一編。父の魔戒剣に投影した自己の内部との一対一の対決に勝利することでヒーローなり得た鋼牙の姿に、自称ヒーロー番組のスタッフ連中は忸怩たるものがないのか知らん。そして続く「約束」は凝った編集で、総集編でも矢尽き、刀折れた印象はないが、喩えば「必殺アポロンデストイ」よろしくカッコいい音楽に適当な詞をつけたようなJAMプロの主題歌はやっぱりサイテー。影山ヒロノブマジカノの作曲でもやっとれ。

とは言えATXマジカノは「あんたのそれ、センスのなさをオーバーランしてもはや変質者よ!」だけで来週も見たくなる。

いちばん盛り上がるシーンに通称布施明のテーマが流れて大笑いの仮面ライダー響鬼。例によってハナシはどうでもいい。でも大殺陣な趣の響鬼の戦いがヒジョーにカッコいいので許す。あとカブト新番組予告はリューケンドーも、自分でヒーローなんて言う輩にヒーローがいた試しがない。

セーラームーンシリーズよろしくますますチンドン屋な趣のプリキュア・スプラッシュ。これで子供が喜ぶと思ってるならイイ根性してる。

チャンネルNECOで「純愛山河・愛と誠」がスタート。明後日にも最高裁の判決が出る某から友人経由で当時モノのビデオが手に入るチャンスが例の事件でお流れになって10数年、CSの登場でようやく見ることかなった。東京ムービーの製作は三共映画の流れか知らん。殺陣の指導が真樹日佐夫と言うのが怖すぎる。そして連載中だった少年マガジンの漫画と寸分違わぬ展開はともかく、池上季実子夏夕介のキャスティングが違和感バリバリのところ、野際陽子月影先生や高品正弘の岩鬼正美に勝るとも劣らない中島久之の岩清水くんですべて許す。