ひこねのりお

イマジカ「大列車作戦」。フランスから列車で数多の名画を徴発しようとするナチスをランカスター以下のパルチザンが妨害するハナシ。イギリス空軍の装甲列車への空爆シーンはたぶん恐らくミニチュアだと思うけど、モノクロ画面も効果を挙げて本物と見紛うほどで、やはり特撮はこうでなくては。無論、本編も二時間半あっという間のテンションで、粒揃いのフランケンハイマー作品でも文句ない傑作だと思う。それだけにサントラのジャケットまんまの列車強盗ものみたいな邦題「大列車作戦」だけはいただけない。1963年。

私的にラーメンとポテトチップスを食べる頻度と民度は反比例すると思ってるので、今回のカール騒動はまあ、そう言うことだ。