いつかきっと仕留めてやるぞ!

これと目して4曲入りグリーンマンを聞いてみたがやっぱりはずれだった。カセットテープに残ってるテレビバージョンのオープニングは一体どの盤に入っているのか。やっぱり中学んときクラスメートからジャンクのコンディションで貰って録音して即処分した対メカゴジラメインの混載盤にしか入ってないのか。謎だ。

相棒と米谷佳晃のデザイン集を肴に夜中にさんじかんぐらいミラーマン論議で盛り上がって今日は死ぬるかと思った。そのデザイン集は例によって氏のルサンチマンが強烈な一冊だったけど、まんだらけの連載当時に比べるとまだしも理解に及ぶ範疇であんまり悪い印象はない。ついでに絵心についてもデザインではむしろ造形の巧拙で本人に帰ってくる部分だからして、ことさら一読書が論じるところではない(つかお前らはこれより上手く描けるのかと言うハナシ)。しかしいかにもなマルチが池谷デザインと判ったのは収穫だったけど、同じ炎モチーフでキティファイヤーと並んで好きなザイラスは一体どちらさんのデザインだったのかしらん。

しかし改めて考えるとミラーマンのが前半に限ってシルバー仮面より好きなハナシに異次元獣が多いうえ、横溢するおハイソさもとても好みなのに(鏡太郎さんの「危ないから降りていらっしゃい!」なんかすげえ好き)、なぜシルバーのボロ勝ちなのかしらん。やっぱりミラーマンには藤川桂介が入ってたのが致命的だったのかしらん。つか円谷でも古参なのにシルバーの文芸に呼ばれなかった藤川桂介っていったい。それはともかく意外とカッコいいキングザイガーをメスのギロンと評する相棒はちょっと捻りすぎだ。