ああッ!俺のプラモが!

東映チャンネルのバイクロッサー。マシンマンの一編のような魔法のかいわれ大根のハナシなんか観ると、この番組の最大の隘路が水野兄弟の新しいと言えなくもない演技よりは、やっぱりデスターの子供いじめの必然性のなさであること浮き彫りになる。あえてマシンマンと同じ路線を狙うこともなかったのに。兄弟戦士のカッコよさに間違いがないぶん残念。

しかし自分のプラモを壊されても弟のマイコンを心配する拳兄さんや、正気に戻って反省する泣き虫少年の鉄棒を応援する子供らなんか、さすが高久御大はウエショーと違って性善説の人と実に和やかなキブンになる。