ジガー

WOWOWシネマ「ワールドウォーZ」。アクションゾンビ超うぜぇ!大筋が手塚御大の「ミクロイドS」みたいだったのと、飛行機が墜落した途端に予算が底をついたのが丸分かりなのが気になったけど(お前は仮面ライダー響鬼か)、退屈しない面白い映画だった。大雑把なようで案外とデリケートな展開もいい。しかしクソみたいな映画が揃ってる近作でも不思議とブラピの映画はハズレが少ない気がする。去年やってたガルパンみたいな戦車映画も観にいっとけば良かったかしら。

東映チャンネルのコン・バトラーVが最終回。とても東映チックなこの最終回を観るたび、(柴田秀勝声なのに)正義のキャンベル星人はワルモンのキャンベル星人みたいに精神体ではダメだったのかと心から残念に思う。辻センセの脚本にも「雲海を割ってゼウスとサンタクロースを足して2で割ったようなキャンベル星人が現れる」と書いてあるのかしら。あと確立計算だけで退場したワルキメデスロボとか空飛ぶコネクションとか、のっぴきならない引きの前回とは別の番組を観ているよう。でもまあ久しぶりに観るコン・バトラーの後半戦は、同じ戦ってばっかりでもライディーンと違ってメカニックの面白さで引っ張って見飽きず、思ったより面白かったと思う。