タフネスはむしろ精神の属性だ

忙中閑ありでザ・シネマ「いつも心に太陽を」。暴力教室と新米教師の対決。シドニー・ポワチエの上品な演技が胸がすくような映画。往年に量産された国産の青春ドラマはたぶんこれが元ネタだけど、英国と日本の土壌の違いとは言え作品のキーワードになる「品性」が「熱血」に転換されているのが幼稚でうんざりする。世界でいちばん面白い映画の「大脱走」や、「スターウォーズ」の元ネタになった「633爆撃隊」の脚本も書いてるジェームズ・クラヴェルが脚本と監督で1967年!