宇宙ダコ勝利の舞

wowowシネマ「栄光のル・マン」。モータースポーツは「ルパンは燃えているか…!?」と「グランプリの鷹」くらいしか興味のない自分でも気絶しそうなほどカッコいい映画。公道を疾駆するマシンが揃って未来的な、グランプリ野郎カーみたいなのがいい。レースのディティールだけで淡々と進んでいく男の世界もいい。あえて気になったのはどう見ても実際のル・マン24時間レースなのに一体どうやってマックイーンらを交えて撮っているのかと言うところ。そしていっぺんクラッシュしてリタイアしたマックイーンがもっぺん参戦するなんてルール的にありなのかと言うところくらい。リー・H・カッツィン監督で1971年。クラッシュしたフェラーリの7番からドライバーが逃げるシーンが竹本弘一っぽくて面白かったのはどうでもいいハナシ。あと男の世界を語るマックイーンに未亡人がついてかれへんわ!みたいな顔をするシーンはジョーとのりちゃんの別れのシーンがパクってんじゃないのかしらんと。

しかしwowowもこう言う映画を月イチでもやってくれると高い銭を払ってる甲斐があるってもんよね。

小学館ビル取り壊しのニュース。いいなあと思うラクガキがいっこもないところが流石は小学館と言うかなんと言うか。