漫F画太郎

ドストエフスキー罪と罰(上)」読了。とにかくプリーヘヤ・アレクサンドロブナとかカテリーナ・イワーノヴナとかアヴドーチヤ・ロマーノヴナとかアマリヤ・リュドヴィーゴウナとか、ややこしいうえ紛らわしい名前がいちいちフルネームで登場して、そのたびにこれ誰やったっけ?と読み返す必要に心からうんざりする。つか主人公のロジャーやドゥーニャみたく全員愛称でええやんけ!と言うわけで100年経っても正鵠を射るような心理描写も圧巻で、友人ラズミーヒンの掛け値なしの誠実さに感動したり、上巻ではちょい役だったソーニャちゃんの今後の活躍も気になるところだけど、なんか精神衛生上よろしくないので下巻を読むのはずいぶん先送りにしようと思う。

本と言えば「バカとはさみは使いようなのだ」みたいなタイトルのアニメの(これまた勝ち目のないような)オープニングで、「本は読んどけ!」みたいなテロップが出たような気がするけど、無論ラノベや漫画やソノラマ文庫は本には含まれないんでしょうねえと。