風情が欲しいよな、風情が…(オメガより)

雨Vの日記の一節「途中、雨が木々の葉を叩く音が聞こえてくるが、頭上を木々の枝で守られているおかげで濡れることもなく、間もなく雨も止む(無断転載)」の美意識が素晴らしい。流石だと思う。

風情と言えば久しぶりに観たカートゥーンの「あしたのジョー」がちょうど「仕組まれた八百長」で、これも富やん描くところの夏祭りの風情が素晴らしい。加えて杉野作画に金山先生と荒木先生のヘルプの入った絵に、小林清志が珍しくまともな人間を演じている稲ちゃんのキャラクターも最高で、番外編でもベストのいっぽんかと思う。

寸暇を見てドストエフスキーの「罪と罰(上)」を読書中。しかし世界的な文学らしい重厚なイメージで、その実こんなスリリングな内容とは思わなかったよ!