サイバロイドだ!変形だ!

東映チャンネル「特警ウインスペクター」。名作と名高い「雨に泣くロボット」は、しかしドラマ以上にWSPの大命題だったクラステクターの必然性に目新しい点がなく、同じ扇澤脚本の「熱いKOパンチ!」や「脱線!親子救急隊」に大きく水をあけられている印象がある。そして「薄幸少女の旅立ち」の(テレマガにドンピシャのスチルが載った)疾駆する車から車へワンカットで飛び移るファイヤーのヒロイズムは当時からまったく遜色なく、メタルダーの「焔燃ゆ」が流れるのも出来すぎで、このジバン以来の一点豪華主義もまたWSPの大きな魅力だったと思う。

しかしバイクを模したロボットのバイクルがウインチェイサーに乗ってるのはスカイゼルとグランゼルがバイクに乗ってるのと同じくらい謎だ。

チャンネルNECO「緊急指令10-4・10-10」。打率五割を誇る面白さで当時から大好きなシリーズだけど、そんなワタシでもオープニングのイラストだけは40年経ってもどうにも馴染めない。つか、なんで馬場秀夫やねん!あえてイラストでやりたいならここは順当に内山まもるやろが!