バッハハイをケロヨンに入れる

vakisim2013-02-24

愛らしさのなかに一点、どこか意地悪な声質の持ち主だった本多知恵子のベストワークなら、やっぱりおもんちゃんとメテオさんが双璧ではなかったかと。カンケーないけど前者はハイパー十手の玩具の発売が待ち遠しかったなあ(ほんで番組打ち切りで結局でなかった)。

東映チャンネル「鋼鉄ジーグ」。先週の藤川桂介のクソみたいな連作から一転、今週は安藤豊弘と山浦弘靖の担当回でどちらも面白かった。特に戦いに疲弊する宙とミッチの心の機微を描いた「死闘!ビルドベース攻防戦」は中村一夫の作画(中村明まる出しの部分も多かったけど)も快調で傑作の部類ではないかと思う。安藤御大や山浦御大は後年の「グロイザーX」の完成度を考えると、また劇場版とテレビシリーズでまさに雲泥の差がある「マジンガーZ」の高久御大も同じく、やればできるみなさん揃って藤川桂介ごときに合わせていたかと思うと実にもったいない気分になる。

ドキドキ!プリキュア」。なぜだろう、ハートとダイヤモンドだけでは怪獣には絶対に勝てない気がする。つか脇役と思ってたロゼッタの思いがけない活躍のおかげさま、早くも背景になってるダイヤモンドってどないやねんと。ここはやっぱり高橋晃丸出しで、プリキュアのほむほむと呼びたいソードをイチオシに転身かしら。

造形に天井から吊るすギミックとも素晴らしいセンスでまとめてあるヨネザワ玩具の「ケロヨンの宇宙遊泳」。そしてみるみるなくなるボクのお小遣い。ちなみにケロヨンと言えば2歳の時分、木馬座のステージでケロヨンに撫でられて大泣きしたらしいが当然みたいに覚えてない。しかし以後はぬいぐるみへの恐怖心が芽生えたらしく、実はいまでも街で見かけると喩えゆるキャラでもかなりドキッとしてしまう(イメージとしては外国アニメの心臓がハートのカタチに飛び出すやつみたいな)。