ゲーテうそつかない!

加賀悠然が送ってくれたデ・ニーロの、そして音楽がやたら賑やかな「フランケンシュタイン」を観る。メアリ・シェリーの原作に概ね忠実なストーリーのなかで、いちばんの映画オリジナルだったフランケンシュタインの花嫁を演じるエリザベスの人がエルザ・ランチェスターのオリジナルにそっくりで感心した。怪物が失楽園ゲーテを読んで自身を啓発するシーンがなかったのは残念だったけど、古典とは言えサンダーマスク並に倫理観がおかしいカーロフ版よりずいぶん納得のいく映画に仕上がってたと思う。

新番組の「ジョジョの奇妙な冒険」。風潮慮ってかディオの侵略がメンタルよりフィジカルを押し出してんのが些か違和感あったけど、思ってた千倍は面白かった気が。エンディングもカッコよかった。しかし総天然色ウルトラQくらい違和感のある色だけはなんとかしていただきたい。