カメリアダイヤモンド

シネマチャンネルで「スペースサタン」を見る。こないだ亡くなったチャーリーんちのエンジェルズのファラ・フォーセットと、ジジイになってもやっぱり強いカーク・ダグラス土星のアダムとイブのホラー感覚のエスエフ映画。当時からファラ・フォーセットがロボットにガシャガシャ追いかけられるテレビスポットが気になってたんだけど、レンタルするとかソフトを買うとか能動的な行動に出るほどでもなく、その間にゴールデンラズベリー賞をとったとか聞いたりしてるうち30年が過ぎてたような按配。まあ流石はゴールデンラズベリー賞な内容ではあったけど、意外とセットがきっちり作ってあったり、人間コネクターや人面マスクの非人道的な描写が時代で結構楽しめた。あとスペースサタンを誉めるときに忘れちゃならない、田宮模型の人形改造コンテストにも登場したロボット・へクターも噂ほどではないけどまあまあカッコいい。ところでこのへクターはターミネーターが真似したらしいけど、基本とは言え怪物が美女を追い掛け回すエイリアンをパクったスペースサタンをさらにパクるターミネーターって面白いけどどないねん。1980年。


半分だけ録画できてた「ブリット」も見る。アッテンボロー以下みんなカッコいい大脱走のぞいてマックイーンの主演作ではいちばん好きかも知らん。なんたってムスタングがバインバイン飛び跳ねるシスコのカーチェイスがすげぇ。シージーの台頭でみなさん好きな絵が自由自在に安く撮れるようになって喜んでるけど、そんなもん命賭けのスタントに比べたらハナクソみたいなモンじゃい。しかしロバート・ボーンの肉声ってやっぱかっこ悪いよなあ。やっぱり矢島正明じゃなきゃ。1968年。

勢いあまって東映チャンネルの実録モノで、高倉健VS菅原文太ってだけで見るしかない「神戸国際ギャング」も見る。でもなんか音声が悪くて、たたでさえボソボソ声の健さんの関西弁なんかほとんどワカランかった。ついでに神戸っぽくもなかったが、豪華なキャスティングだけで楽しかったんで許す。当然みたいに丹波も競演。ワキでは死亡フラグ立てまくりの石橋蓮司が良かったけど、テロップが最後に出るんで、井上陽水カッコいいなぁおい!と思ってたらサングラスの夏八木勲だったのは余談。そんでもってやっぱり男は度胸で女は愛嬌であるよな。1975年。

キャラクターが揃いも揃っていまどきの日本人っぽくてウンザリするデケイドなんか2週も続けて見てるとバカだと思われるから書かないでおこう。

プリキュアはオープニングもエンディングも前のが絶対良かったの法則。