武者小路じゃじゃ丸

先だってサンボーホールの古書市でひゃくえんコーナーで買い込んだ一冊、武者小路実篤の「友情」を読了。いまさら俺は中学生か。野島の理性が死を完全に駆逐しているあたり、作者あとがきの「全部想像でかいた」に偽りないヒジョーに虚構的な青春小説。それがさらに顕著になって、後編の、大宮が自分と杉子の個人的な書簡を同人誌に発表するくだりは圧巻だった。しかし杉子ってやな女だよなぁ〜松本小雪と同じくらい(郷田ほづみ調)。

ノヴィ・シンガースの曲って魔犬ライナーのオープニングみたいでカッコいい。つかヤマタケがパクリ?