地獄で飲もうぜ、アミーゴ

ATXの「エル・カザド」は「守る男」を放送。先週と対になるような内容で、珍しくアクションも充実。今週はリカルドもおいしいが、なんたってエリスの愛らしさ、特にラストの一連が好作画もあって出色。これこそアニメの女の子のあるべき姿と言える。「エル・カザド」は結構キツかった序盤から中盤を経て、終盤に臨んで面白くなってくるのはなんか「行け!ゴッドマン」を彷彿とさせる。

テレ朝チャンネルの「ジャッカー電撃隊」は、「独裁者の野望!砕け!死の収容所」を放送。ふんだんなアイデアでテンポの良いウエショーの同タイトルの改定稿シナリオと、大筋を彩ってコミカルでカッコいい竹本演出で、冗長だった前回から一転、東映テレビシリーズでは類のない快作に仕上がっている。クライマー親衛隊を率いるクロコダクル総統は、デビルスクラップ同様、シナリオでは全身を分離合体して攻撃する設定があった。