スパークトッパーな感じ?

vakisim2007-06-11

シネフェックスを読んでもチンプンカンプンのパーフェクトな映像効果でボーマン船長のヒロイズムを描いて偉大な「2001年宇宙の旅」は、当然、メカニックキャラクターの魅力にも遜色ない。公開当時、日米英のプラモメーカーから発売されたラインナップから、お家芸とは言えトチ狂ったとしか思えないマルザンのソフビシリーズは、ムーンバスに続いてパンナムのスペースクリッパーことオリオン号がようやく、しかもなぜかニューヨークで見つかった。ポインターカーのソフビよろしくオレンジ色のムーンバスに比べて、オリオン号はちゃんと白成型色でパンナムのシールまで貼ってあるのが嬉しい。これで残るふたつ、グラビウス月面基地の砂ぼこりだけが残念なエアリーズ号と、大本命のディスカバリー号がカタログ通りちゃんと発売されているのか、考えるとまた眠れない。

いつの間にて出てたのか、友人がいきなり「ゴワッパーファイブ・ゴーダム」のサントラを貸してくれてビックリした。ゴワッパーの音楽はレッドバロンテッカマン(あとコロボックルのアクション音楽とか。サントラに入ってないグロスドンと戦ったときのやつ)以上にボブ佐久間のハードな作曲と編曲で、トランペット奏者と一緒に聴いてるこちらまで酸欠になるかと思ったが、当時から大好きなアニメのサントラはどれも耳に覚えがあってとても楽しかった。しかし呆れたのがライナーの序文で、BGMや劇伴が作曲家を蔑んだ呼称とはついぞ知らなかったが、自分が作曲したアルバムなら兎も角、一体ナニ食ったら人間はこれほど増上慢になれるのか知らん。