ノーラ

アニマックスで「火の鳥2772愛のコスモゾーン」を放送。1980年にロードショウで見て以来なんで実に27年ぶり。当時から前半が面白いぶんも後半が冗長に感じるのは同じ手塚アニメの「海底超特急マリンエクスプレス」も同じく。でも俯瞰してロボットのオルガが涙を流すと言うか流させるシーンや、御厨さと美デザインのスペースシャークの出撃など、記憶に鮮烈だったシーンは四半世紀を経てまったく遜色ない。トータルバランスの悪さであんまり人にはオススメできないが、自分は改めて好きなアニメ映画に数えたい。ついでにアニメのブラック・ジャックもきっぱり伊武雅之の火の鳥と那っちゃんのマリンエクスプレスのだけで良い。

と言うワケで愛のコスモゾーンの裏番組だった今週のセイントオクトーバーは見逃したが全然まったく悔しくない。

思ったより色が綺麗だった電王のガンフォームは既にデザインがなんたらセイザーではないのか知らん。

プリキュア5はそのすべてが可愛いうららちゃんのハナシ。中盤あたりで3人が戦死して、残った赤と黄で改めて「ふたりはプリキュア」をスタートさせるのも悪くないと思ったが、変身前の5人のバランスの良さは捨てがたい。

ファミ劇アイアンキングは不知火太郎と静玄太郎の決戦。青いホリゾントと緑のミニチュアセットで戦う赤いアイアンキングとゴールドファイヤーのビビットなカラーリングがカッコいい。しかしアイアンキングで大成功している特撮と本編のアクションの融合があとのレッドバロンで大失敗してるのはなぜか知らん。

グレンラガンガドガードにて「ど根性ガエル」の小林治かとビックリしたけど別人だった小林治の作画が良いとか悪いとかの問題でなく、オリジナルに似せる努力はアニメーターの最低限のエチケットだと自分は思ってるんだけど。

まんだらけ目録のインタビュー記事から、吉川惚司や湖川友謙に連戦連敗の塩山紀生は、ダイターンの1話をやらなかった時点で自分的にはかなりどうでもいい。