タマムシ怪人

東映チャンネルの「仮面ライダー龍騎」。平成ライダーの友情出演らしくどヘタクソなシザース編が終了。シリーズ初のバトルロワイアルのシリアスな犠牲になったシザースと、迫力ある着ぐるみモンスターのボルキャンサーも前後編で終わるにはもったいないキャラクターだった。後者はいまさら東映ヒーローネットのソフビが欲しくなる。そして巻末では弁護士ライダー・ゾルダがこれ以上ないカッコ良さで登場。変身前後でいずれ劣らぬシンクロぶりを見せる13人の仮面ライダー(除くガイ)でも、ゾルダはイナズマンキカイダー01に並ぶそっくり東映ヒーロー代表だと思う。ついでにバズーカを構えたときのへっぴり腰も涼平的。

ところで仮面ライダーのパロディ番組の平成仮面ライダーはカブトで終わりかと思ったら、来春の仮面ライダーT(仮)ってどないやねん。タマムシ

同局の「悪魔くん」の「黒猫館」から、魔力・電気洗濯機で自ら薄っぺらになって、ドアの隙間から脱出を試みる悪魔くんらの素朴さに心があらわれるよう。