庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」をいまさら読んでみて、映画ではワンカットだけの銀座の女性セブンのネオン看板を見上げる薫ちゃんの心象がこちらはちゃんと綴ってあったり、バドー首領こと富川茢夫が桜餅を食べながら“どうしてひとのうちで食べるとこんなに美味いのかな”はじめの名独白?も揃っているのがなんか儲けたキブン。
ファミ劇のウルトラマンエースの特集番組から、数十年経ってもとっちゃん坊やの高峰圭司もグロテスクだが、アホみたいな独り言とドーランが気持ち悪いにもほどがあるフブキだか、いまやこんな仕事しかないのが可哀想みたい。