レオノーラ

プッツアーティ「七人の使者・神を見た犬」読了。「タタール人の砂漠」同様、登場人物らが否応なく時間と空間に流される不安感と寂寞感がたまらなくいい。なかんずく表題作と「七階」が面白かった。これで800円は安い。

平井和正「悪夢のかたち」も読了。先だって読んだ短編集や「サイボーグ・ブルース」はいったい何だったのかと思うくらいはずれだった。どないなってんねん。