テラ・グローリー

相棒がせんえんで売ってたからと「矢島信男伝」を差し入れてくれた。とりあえず「宇宙からのメッセージ」のところだけ読んでみて、地球を頭上になめるエメラリーダ号の奇跡のようなシーンがずばり監督入魂だったこと、三機編隊が監督の得意の構図であること、そしてスタッフ一同がハワイで「スターウォーズ」を先行して観た帰路のさ中、監督の父親が他界したと言う逸話が印象に残った(深作監督はスタッフの誰ひとり「スターウォーズ」を観ていないと全方位に断言していたハズなのに!)。

あと所載のスカイジェットの変形シーンのコンテに、その昔(30年くらい前)「あれも竹本演出だ!」とほざいてる知人がいて、なんでトクサツシーンまで竹本監督がやってんねんボケと鼻で笑ったことを思い出した。コレクションを「ブツ」と表現するようなダサい人だったなあ。お前は麻薬の密売人か。